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ブライアン・オルテガ財団とは & ヘナー・グレイシーとの美しき師弟関係

昨日書いた「ブライアン・オルテガ財団」について。

 

13歳の時にグレイシーアカデミーで柔術を始めたブライアン・オルテガ。

 

 

セルフディフェンスを学んで面倒なことに巻き込まれないようにと、父親が息子をグレイシーアカデミーに入れました。

 

ブライアンは柔術が大好きになったのですが(←5年間ほとんど喋らなかったにしても、笑)、1年後、なんと月謝が払えないことになってしまいました。

 

払えないから息子をやめさせなければならなくなったと、父親がインストラクターであったヘナー・グレイシーに話しました。

 

するとヘナーは、、、

 

 

「心配しなくてもいい」

 

 

と言ったのです!

 

 

それでブライアン・オルテガの人生が変わりました。

 

その時からブライアンはアカデミーのためにできるだけのことをしました。

 

マットの掃除はもちろん、ヘナーのクラスも手伝ったりと、ありとあらゆることをしました。

 

ブライアンが育ったのはあまりよくないエリアで、ネガティブなエネルギーが充満しており、何年もの間グレイシーアカデミーだけが安全な場所でした。

 

グレイシーアカデミーというポジティブな避難場所がなかったら、きっと今頃死んでいるか刑務所の中だった、と本人は言っています。

 

「僕自身は柔術の旅を通してUFCに行くことになりましたが、柔術の美点を享受するためにプロにならなければならないわけではありません。

 

柔術がもたらす規律、尊敬、自信、倫理、ポジティブなロールモデルは成功への基礎となりますが、それは十分なものを得られていない所に属する子供達にとっては手が届かないものなのです。

 

そういった子供達の可能性を最大限にして、この世界をより良いところにするために、ブライアン・オルテガ財団を作りました」

 

とのこと。

 

ということで、ヘナーとブライアンの美しき師弟関係(涙)なのですが、、、

 

 

 

「ブライアン・オルテガ財団」とは実際どんなものなのでしょうか?

 

それは、子供たちが、ブライアン・オルテガが指導するグレイシーユニバーシティ本部を含め、世界中のどこの認可グレイシー柔術トレーニングセンターでも1年間トレーニングできる奨学金制度のこと。

 

将来的には奨学金の範囲を広げていくつもりだそうですが、現在のところ奨学金を受けるためには、以下に当てはまっていることが条件。

 

・6歳から16歳であること

・CTC(認可トレーニングセンター)の近くに住んでいること

・CTCに通える交通手段があること(車、バス、自転車など)

 

ということで、柔術に人生を救われたブライアン・オルテガが、自分と同じように難しい境遇にいる子供たちを助けたいとの思いで作った財団なのでした。

 

 

 

 

ブライアン・オルテガ、かっこよすぎるわ!!!

 

 

 

今日の記事、自分で書いて勝手に感動している私でしたw

 

 

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| maria | 総合格闘技 | 07:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
恐ろしく良いお話でした・・・。
ヘナーの人柄とか考えてもまぁ良いお話なんだろうなぁとは最初から思ってましたが、ブライアンもまたペイフォワードするべく戦ってるんですね・・・。
| みきお | 2018/03/13 12:42 AM |

>みきおさん
ですよね! 自分で書いて感動した私です(笑)
でもアメリカやブラジルって、よくない環境で生まれ育った子供が柔術(柔術自体とインストラクターやチームメイト)に助けられてまともな人生を歩むというストーリーが結構あるんですよね。柔術家やMMA選手の性犯罪もよく話題になりますが、こういう人達は柔術家のロールモデルとしてこれからも活躍してほしいです。
| maria | 2018/03/17 12:08 AM |












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