Acai Cafe

アサイーと柔術のある暮らし
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闘争心の欠如
しばらくブログの更新もトレーニングもサボってしまいました。

忙しかったことは忙しかったのですが、それは仕事が急に忙しくなったとかではなく、我が家の小鳥が卵を4個産み、全部雛が誕生し、雛の一人餌練習、飛行練習なんかでバタバタしていたのが原因でした(笑) 

日本で「忙しい」と言って、その原因がペットの世話とかだと「ふざけるな!」となるかと思いますが、こちらでは普通に、頼んでた仕事がなかなかしてもらえなくて、それがやっとできた時に「なんでこんなにかかったの?」と聞いたら、「犬のしつけで忙しかった」と言われたりするのは普通にありえることで(某柔術DVDメーカーのJとか、笑)、なので私も忙しい理由を小鳥にしているわけです。

まあ、忙しいだけじゃなくて、生命の誕生とか小さくて頼りないものとかを見てると、闘争心というか、「今日はあいつにアキレス極めるぞ、うしゃしゃチョキ」的な考えは完全に消滅してしまいますね。 私の友達のアメリカ人女性柔術家なんかは、出産後たったの2週間で練習に戻ったりして、信じられませんっ(そういう友達が二人いる)。 「母モード」から「戦いモード」にすぐに切り替えられるところがすごい。 「父モード」から「戦いモード」は簡単そうですが・・・ それより何より体は大丈夫?という心配も。

やっぱりスポーツをやっていて上に行くには「闘争心」とか「競争心」というものがないと駄目だなあとつくづく感じます。 私がいままで柔術をやってきて思ったのは、自分には恐ろしくこの部分が欠けているんじゃないか、と。

昔カナダで白帯だった頃、アメリカに旅行に来た時、柔術アカデミーに出稽古に行きました。 その時自分よりちょっと体重が重いぐらいの紫帯の人とスパーして、いとも簡単にチョークを極められたんですが、うれしくてしょうがなかったんですね。 

カナダでは女の子に極められるというと、エミリー・クオック(クォクやらクオークやらクワークやら表記がいろいろあるらしい。 英語はKwok)ぐらいしかいませんでしたが(女で柔術する人が他にいなかったから)彼女の場合体重が私の1.5倍以上あったし、もう柔術してるというより、潰されて殺されそうになってたかんじ(笑) 

でもそのアメリカ人は体重も軽いし、力もないのに、純粋にテクニックだけでやられたってかんじで。 そこで「悔しい、いつかはあの人を倒せるようになってやる!」とか思えていれば、今は違ったことになったかもしれないのに、体の小さい人に簡単に極められて、うれしくてしょうがなかったという・・・

他にはカナダで昔、柔術を始めてまだ少しという女の子とスパーをしていて、私がちょっとかっこいいやり方でマウントを取ったことがあったんですが、その時その子は「悔しいっ!!」と。 もちろん本気で叫んだりしたわけじゃないですが、悔しいとかいう感情の沸かない私としては「へえ、そういうものなのか」と意外な感じがしたので、他のことはほとんど忘れてるのに、このことは鮮明に覚えているのです。 

そしてその子は初試合で自分よりぜんぜん体のでかい人と戦って、絞められてるのにタップせず、危ないからと、レフリーストップという、白帯の女の子の初試合なのにすごい終わり方でした。(喉から変な音してたし)

「タップするのに躊躇はない」私としては、びっくりだったわけで、でもそれを見て「よし、私も試合に出てやる! でかい奴とだって誰とだってやってやるわよ!」と燃え出したのが、現ビビアーノ・フェルナンデス夫人のジェニファーでした。 ジェニファーは今年のパンナムでは紫帯で優勝しました。


2008年 パンナム会場の外にて

そのタップをせずレフリーストップだった女の子、今は日本で柔術をしていますが(日本人)、つい数日前紫帯になったそうで、おめでとう! 私のただ一人の日本人女性柔術家友達! メール返事してなくてごめん。 また今年も東京では泊めてね。

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| maria | 柔術 & グラップリング | 06:12 | comments(2) | trackbacks(0) |
小鳥とはとてもほほえましい話ですね。
ただの一読者としてはよい気分にさせていただきました。
| らっき | 2008/06/05 2:00 PM |

人間愛は欠けてるくせに、動物愛はあふれてると言われる私です(笑) 確かに私の中で人間に対する愛と動物に対する愛には大きな差が・・・
| maria | 2008/06/06 1:14 AM |












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